2014年12月アーカイブ

 

従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル

年末資金繰り事情

 

街中はすっかりとクリスマスモードとなっております。昨日の日曜日は久々に暖かい日中でした。11月から千葉県佐倉市内で接骨院を始めた高校時代の友人に会って打ち合わせをして、千葉駅前まで買い物に出かけました。

 

家族に頼まれたケンタッキーを予約し、友人の知り合いが勤めるタカノフルーツパーラーでケーキを予約しました。ケンタッキーに関しては非常に美味しいですがやはりこの年になってくるとあまり多くは食べられませんね笑。食べるたびに年齢を感じます。皆さんも素敵なクリスマスWEEKにしてください。

 

さて、この年末になると増加してくるのが中小企業の社長さんからのご相談です。今年も大晦日までの新規面談でご予約がいっぱいです。一番顕著なのが今までごまかしごまかし引き伸ばしてきたお得意先への支払と消費税の納税です。9月末あたりの支払い予定だったものを引き伸ばして引き伸ばして、首が締まってしまうケースです。本当に多いですよ。

 

まず、計画性のない引き伸ばしは絶対に約束しない。これ非常に大事なところです。ここがまず分岐点になるところです。誰だって期日通りに支払いをしたい、納税をしたいと考えるのは当然のこと。しかしながら資金繰りが回っていないからそれを支払ってしまうと社員さんの給与どころか社長さんの給与だって払えなくなる。

 

社長さんは義理堅い方が多い。なんとしてでも得意先の支払いと従業員さんの給与は確保に走る。本当に涙ぐましいです。足りなければノンバンクやサラ金、友人知人を頼る。一回はこれで乗り切れる可能性があります。

 

問題は2回目の時にやってきます。ここで友人知人の方が更に貸してくれる方は相当に信頼されている証拠なのですが。ノンバンクやサラ金は担保の要求や連帯保証の要求や追加をしてくるでしょう。貸金業の総量規制があるためそう簡単に追加融資は難しいのが現状です。

 

支払うためにお金を借りてはいけません。これは基本なのですが真面目すぎる社長さんはこれをやってしまう。得意先や社員さんに指をさされたくない!そんな気持ちに迫られてやってしまうのでしょう。

 

得意先への計画性の無い支払い約束は首を絞めることになる。これは本当のお話。だったら来月には必ず、年末には必ず!と言った計画性の無い約束をする前にまずは分割支払いをお願いしてみてはいかがでしょうか。業界や得意先の雰囲気などで尻込みすることも数多くあると思います。ただ、支払える予定が無いのに、支払うと約束してしまう方が失礼だと思いますよ。

 

それができるならとっくにやってるよ!と思う方がいらしゃっるかと思います。けど、そんなことを言う方に限って実践に移していない傾向にあります。先方だって会社であり社長さんがいて、従業員さんがいらっしゃいます。そう簡単には首を縦に振ってくれないかもしれません。ただ、意外ともっと早く言ってくれればよかったのに、お互い様だから、回収できないよりかは分割で回収したほうがいいと言ってくれる社長さんて意外といるものです。

 

このブログを読んでくださってる方の中に、今月末の支払いをどうしようかと悩んでいる方、たくさんおられることと存じます。究極論を申し上げると会社の経営は儲け方より支払い方です。

 

今月末の入金が予定されていて、入金されたとしても資金繰りが厳しい会社さんが当社のお客様です。特別な事情が無いのにも関わらず今月末の支払いができない、それは既に資金繰りの状況が悪い証拠です。明日からの一週間は、支援先の社長さんと資金繰りのバランスをとるための打ち合わせで私の手帳は真っ黒です。

 

それでも会社は継続させねばならない。継続してこそなんぼのもの!あなたが社長だから今の会社があるんだともう一回一緒に切磋琢磨しましょう。ほっとした年末年始を過ごすために、一緒にがんばりませんか?

 

今日はこの辺で。

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中小企業経営 数字に強い組織作りとは

 

ビジネスという場における表現技法として、具体的な数字へ落し込んだ説明は基本的な技術です。勿論、ただの数字の羅列では全く意味はございませんが、意図している事象を数字に表すことでリアリティーが生まれ、更に利害関係者への理解度が一層深まると思います。

 

上述を踏まえて、今回は「数字に強い組織作り」に関して考えてみたいと思います。

 

私見になりますが、一般的に言われる「数字に強い組織」という表現よりも、「常に数字を意識している組織」といった方が正しいのかも知れません。


つまり、会社全体における予算管理の徹底であったり、社員ひとり一人が費用対効果を考えて業務に向かっているのか、というマインドの高さが優劣のポイントになると考えられます。

従って、決して会計の知識に富むことが「数字に強い」というわけではないと思います。

 

なぜ、このような話題を紹介したかと言いますと、先日の通勤途中の電車内での出来事になりますが、若い男性社員(おそらく今年の4月の新卒さん)の方々が、社内研修で数字に強くなるよう指導されたことをお話されていました。


(盗み聴きしたわけではありませんが...)

 

一見、数字を扱った業務は『財務や経理』といった専門性を兼ね備えた職種と考えられがちですが、職種に関係なく誰もが知識を身に付けといて損はございません。

 

とりわけ、中小企業の経営者の方々は、「もう少し数字を使った表現をして欲しい」という場面がございます。
また、社内全体で数字に対する意識を強めた習慣作りに努めて頂ければ幸いです。

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事業再生の現場から~安心を手に入れろ!お金なんかに殺させない~

あなたが社長だから会社がある! 継続してこその会社です。

 

こんにちは。昨日は支援先の顧問税理士のところへ決算報告のため伺いました。ありきたりの報告をされているうちに、眠気をこらえるのが大変でしたが、無事に報告を受けました。仮払金が・・・短期借入金を資本金に入れて・・・今度、金融庁の人間を呼んでセミナーをやりますので是非、オブザーバーとして・・・・もーーーーういい加減にしろ!!!!

 

そんな言葉が私の心の中で暴走しておりました。この支援先と出会ったのは3年前、既に今日始めて会った税理士が専属で付いておられました。毎月約4万円の税務報酬とは似ても似つかないほど、税理士の資格すら持っていない巡回要員が毎月やってきます。悲。 完璧なる上目目線。笑

 

誰が責任とるの?と言ってやりたいぐらいですが、泳がすことが大好きな私、静観しております。と言うより仕方なく税務をやらせてあげてます。

 

現場を知ってるか?経験したことがあるか?仕事で本気で喧嘩をしたことがあるか?ほとんど稼働していない国の政策が存在することを知ってるか?

 

うちが付いてなかったらこの支援先、とっくに倒産してます。

 

 

現場を知る士業さんってなかなかいないものです。

 

会社経営って、そんなに甘くないのよ。だからあなたが社長さんに適任なのです!

 

 

 

 

 

 

 

 

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任意売却事業再生ブログ 従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル

誠実に生き抜く決意

 

会社が行き詰まり資金繰りが厳しくなる。つまりは、支払いたいが支払うお金がない。そんな時にどう対応するべきか?誰に相談するべきか?

 

多くの中小企業の経営者は無料の税理士相談会や、無料の弁護士相談会に足を運ぶ事が多いようです。

お金がない中で活路を見出すためには当然の動きのように思います。

 

しかし、そこでは多くの中小企業経営者は望んでいるというか、期待する回答を得られていないようです。売上減少で借入が多く支払いが困難なら、破産しかない。という回答を貰ってガッカリというケースが多いようです。

相談に行く経営者も、相談に行く前からその答えなら分かっています。分かっていながら相談に行くからには、期待する事は大きく分けて2つしかありません。

 

1つは、もう駄目だ倒産して破産するしかない。事の決断を後押ししてもらうため。

もう一つは、まだ生き残れる道があるなら、その方法を教えて欲しいという期待です。


事業を継続して生き残る方法を期待しているのなら、大前提として相談しにいく人を間違えている事に気付いて欲しいのです。

売上減少で借入が多く、資産もないような窮状にあって、税理士の先生に会計のルールの延長線上にその方法を求めても、そんな奇策は無いことはご本人が一番分かっているはずです。

 

決算書の分析で経営再建を指南して貰おうとしても、手元が資金難に陥っていては時間もコストもかけられない中においては無理というものです。

 

まだ、会社に余力があり、危険信号の段階で、今後の売上も見込め、利益を上げる為のコスト削減ののりしろもあるという段階なら、各都道府県にある再生支援機構や、経営革新の認定支援機関が経産省の法規制の下に経営改善計画の作成と実行をサポートして貰えるかもしれせん。

 

ただ、法規制の下での再生計画なので、税制優遇等のメリットがある一方で、債権者の同意と協調を得るためには、法規制の下での公平性は保たれなければなりませんから、事業者主導で100%のこちらの意見は通らないと思っていたほうが良いでしょう。

弁護士においては、法律が基礎なので、経営実務とは、そもそも畑が違います。借りたお金が返せないなら、再生法規に沿って破産や、民事再生といった再生するための法律があるので、けじめをとりつつ、再生してください。となるのは当然といえば当然の話の流れでしょう。


ですから、会社が窮状に陥った時に、あなたが、生き残る道を探りたい!教えて欲しい!と望むなら、それは、言い換えれば自主的に自分の力で再建したい!と言わなければ本意は伝わらないのです。

そして、本意が伝わると、会計ルールの延長線上には答えはなく、法律の延長線上には絶望が待ち受けている。という事になってしまいます。


では、どうするのか、このブログを読んでいただいているのであれば、弊社にまずは足運んでいただきたい!

とてもその勇気が持てないというのであれば、ご自身で、支払い対象の相手に、今の現状と、今後の展望を正直に誠実に話して協力を仰いで欲しい。


支払えないものは支払えないのです。それを無理して支払う事を考えないで欲しいのです。


今、支払えなくても、今仕事を続けているのであれば、売上は入るのでしょう?先が見えなくても、仕事があり、いくらであれ入金があるのなら、事業を継続して行けば支払える時が来るかもしれません!

 

その為には、今無理や無茶をすべきではないです。支払えない代わりに出来ることがあります。

それは、誠意を持った説明です。自主的に再建したいとお思いなら、誠実に生き抜く決意が必要です。そして、その決意が固まれば、きっと未来が見えて来ます。


 

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住宅ローンが払えない寺子屋塾

任意売却プロフェッショナルとは

 

 

ここのところ、当社の支援先が所有する不動産の動きが顕著だ。社長さんの自宅や問い合わせのあったビジネスマンの所有する住宅。債権者との電話やFAXのやり取りも頻繁で、打ち合わせ中や会計ソフトを入力している時にもバンバン電話がかかってくる。今は集中したいんだけどなあ・・・・そんなことだってお構いなし。

 

私が作成した抹消依頼書について承認がおりましたとの報告を先週だけで3つ受けた。(任意売却でこちらが提示した物件の売却価格が債権者に承認を得ることを言う。)

 

任意売却で売却活動をしていて、運良く買い手がつく。我々はその価格で話を進められるかどうか債権者にお伺いをたてる。その際に使用するのが抹消依頼書だ。

 

買い手側の希望価格から売主(債務者・・・当社のお客さん)が売却に必要な費用を控除して残額をどれだけ債権者である銀行に返済できるかが記載されている。ここで我々と銀行との攻防が始まる。銀行からは売却価格が安すぎる、控除経費(売買契約書に張る印紙代、仲介手数料、司法書士報酬、管理費滞納額、差押が入っている税金の滞納額など)のこれが認められないなど債権者なりの主張をしてくる。

 

これはこれで、当たり前のこと。大事なのはこの抹消交渉を必ず達成することだ。全ては結果である。若い頃はよく銀行と喧嘩をした。電話越しにヤクザ顔負けの罵声を浴びせる笑。結果は絶対にうまくいかないし、大声張り上げてうまくいくビジネスは少なくとも我々の世界には存在しない。ここは経験値の差。

 

これにはちょっとしたコツがある。ここに書いても決してマネはできないので書いてしまおう。まずは債権者である担当者がどのような性質の人か。会社の色もある。これを見分けることから始まる。任意売却開始にあたり、我々は支援先から支援契約を頂いた際に100%回収担当者に会いにいく。

 

任意売却だけの場合は、担当者がわざわざ来なくてもいいという担当者も最近では増えてきた。それでも行く。担当者の顔色を見に行くためだ。ベテランなのかどうか?仕事ができそうか?ただ年功序列で嘱託でやってる人か?どんな目つきをしているか。あとはどんな表情で話をする人か。これを私は一番重要視する。無表情で淡々と話をして、こちらに一言も話をさせるタイミングを与えない話ベタな人・・・・はっきりいってこういうのはちょろい。余裕がない証拠だ。

 

こちらが一番警戒するのは、対象となる物件のことをよくわかっている回収担当者だ。子会社である不動産会社の担当者と実際に現地に趣いていたり、正確な相場を把握している。そしてこちらの話を親身に聞いてくださる。これが一番手ごわい。

 

先週に私のところへ電話をしてきた回収担当者は出来る奴だった。一度は承認されましたと勢いよく報告をしてくれたのだが。・・・数日後に一部に上席から指摘を受けて再度検討してもらいたいという電話が入った。若い頃の私だったらここで一色触発!ただここでゴネても事が進まないのは百も承知。なんとかしてこの担当者が稟議をあげやすいように再度練り直す。電話でなく当社まで私を訪ねてくれたのも上司の指示なのだろう。誠実で仕事が出来る奴とはこうなのだと思う。

 

同じ状況で、とにくかくダメです!と一度出たOKの結果に対して矛盾な電話をしてくる担当者もいる。とにかく言い訳が多い。聞いていて嫌になる。だけど怒らない、ダメな奴に怒る体力がもったいないからだ。ただこのような担当者にはすぐにイエスの回答は出さない。己の力と礼儀のなさをたっぷりと痛感させてイエスの回答を出してあげる。主導権はいつまにかこっちにある。

 

この仕事は奥が深い。まだまだ勉強しなければいけないなと不動産決済(買主さんへ引渡し)が迎えられる度に私も日々痛感する。今日はこの辺で。

 

 

 

 

 

 

 

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