2014年6月アーカイブ

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル

中小企業経営 リストラ(人員整理)を考える

 

先日、某経済雑誌にて、ある経営コンサルタントの方が寄稿された記事を拝見しました。その内容は、企業の生産性を向上させる手段として、リストラを積極的に奨励するというものでした。

 

擁護するわけではございませんが、編集等でご本人の意向とは若干異なる部分があることを考慮しても、弊社が取り組んでいるコンサルティングと差異を感じるポイントが多くありました。

 

確かに、企業が抱えるコストという点では人件費が一番のネックであることは事実です。これを踏まえ、リストラを実行することで大幅なコスト削減を実行することも常套手段ではあります。

しかし、スケールメリットが小さい中小企業がリストラによるコスト削減を行なうことは、大企業以上にリスクを伴うケースが発生致します。
限られた戦力で日々の経営を行なっている以上、リストラは最終手段であることは本ブログでも再三お伝えしている通りです。

経営資源のプライオリティーは

【①ヒト ②モノ ③カネ】となります。

上記からコスト削減を行なう順序は

【①カネ ②モノ ③ヒト】であることを認識して頂ければ幸いです。

 

具体的な手法は下記が一般的かと存じます。
①のカネは、借入金返済を止める(リスケジュールの実行)
②のモノは、固定費の削減(賃料の見直し&不動産の売却)
③のヒトは、雇用形態の変更及び整理

 

以上になります。
どうか、『コスト削減=リストラ(人員整理)』と短絡的な思考は見直して頂き、
プライオリティーを熟慮した経営体制の構築に努めて下さい。

 

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豊かな生活をおくるための、お金の話


本質的な会社の在り方や、個人の在り方をお金という視点から考えてみると、多くの会社、個人はお金が足りていないと感じているはずです。

年商が50億ある会社、年収が2,000万円を超える個人だと、おお、景気期の良い会社だな、高額な給与だと感じられる人が多いと思います。しかし、この会社の規模や、年収のある人達においても充分にお金が足りているとは思っていないのです。


会社で考えてみましょう。年商が50億円あったとしも、仕入れや、外注の割合が多くあれば、会社内で経費で使えるお金はわずかしか無い事になります。

例えば、粗利益(売上総利益)が20%だとすれば、10億円が年間で会社で使えるお金、感覚としてイメージで捉えてみましょう。ここから、消費税や、社会保険料の会社負担分、預かり源泉所得税、法人税等を支払い、借入金の利息を支払い、借入金の返済をする。

その後に、会社の維持固定費としての家賃、電気光熱費、通信費等の会社の所在を維持するための支払いをします。これは、法人としての『人』の人件費みたいなものですね。会社という存在を人とみなして、会社君の給与と考えるとわかりやすいでしょう。


会社君の給料を払った後に、働く人が使うお金が残ります。役員報酬から、従業員給与、広告費や交際費、文具等での消耗品費など、いわゆる販売管理費に記載される経費です。

どうでしょう、年間10億円は、税金・社会保険等、借入金返済に対応する予算としてざっくり30%として3億円だとして、残り7億円。


月にならしたら、約5,800万円。都心に100人の従業員を抱えるオフィスを持てば、一人2坪換算で200坪、相場25,000円/坪で借りたら月額500万円で、残り月5,300万円、従業員100人に平均50万円づつ給与を支払うと5,000万円で、300万円の残り。

交際費や消耗品、諸雑費で100万円使ったら200万円の残り、役員3人が月100万円づつ報酬を得ようとすると、100万円不足してしまう事になります。

イメージでざっくり追っても充分なお金があるとは言い難い状況はつくでしょう。


次に個人、年2,000万円の給与は支払われている人は、税金や、社会保険料を差し引かれて月額いくら自由に使えるお金があるのでしょうか。約110万円くらいでしょうかね。そのくらいの層が住居に使う金額は、家賃にしろ、ローンにしろ、支払う金額は水道光熱費込みで約50万円くらい。

残り70万円で市県民税の納税、車を持ち、保険と生活維持費、子供が二人いて私立の学校に通わせ、習い事に通わせとしていたら、ギリギリの生活ですと答える人が多いのです。

つまり、本質的な会社と個人の在り方としてのお金は、隣の芝は青く見えるが如く相対的な存在しかなく、絶対的なお金持ちは存在しにくいのです。


何が云いたいかというと、税収増大の必要性や社会保障を充実させるためとはいえ、会社にしろ個人にしろ消費や、投資にお金を動かす経済活動の前に、社会的負担が大きくて、自由に使えるお金に慎重にならざる得ない。

適正な申告とともに、知恵を使ってみんなで豊かさを感じる生活を送れるようにしましょう。


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